27歳人生ジリ貧ハゲ童貞が、諦め悪く漫画家という夢を追い続けるブログ。
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06/03
OPP話の続き
え〜、昨日の続きを。

紙はあるけど鍵が壊れている個室に入ってしまったって所からでしたね。

すみません。正直言うと、昨日は途中でしらけちゃったんです。なんで俺は26にもなって、こんなにうんこの話を真剣にしてるのだろうって。

26といったら、結婚して子供がいる人だっているでしょう。仕事も新人という立場から卒業して、自分なりのやり方を模索、もしくは確立している頃だと思います。

それを何おめーは嬉しそうにうんこの話なんぞしてるのか、と。

うんこて…。

まあでも始めたからには下らなかろうがなんだろうがやりきらないと、ですね。

とういうワケで、今日もうんこの話を。

突然の自習に救われ、なんとか恥をかかずに便所まで辿り着けた若き日のカラシ少年ですが、ここで安心しきって鍵の壊れた個室に入ったのは致命的でした。

そう、ヤンキーの登場です。

授業が自習になれば、ヤンキーは必ず便所で一服する。そんな事はジョジョ風に言えばコーラを飲んだらゲップが出るってことぐらい確実なことなのに…。

俺は一切の物音をたてぬよう、個室の中でじっと息をひそめて嵐がすぎるのを待ちました。

2分か、3分か…。それぐらい待っていれば、ヤンキー達も一服し終えて教室に帰っていくだろうと。

でも、でもですよ。俺は教室にいた時点で既に限界ギリギリだったんです。

ヤンキーの一服は、俺にはいささか長過ぎました。

冷や汗は滝のように流れ出し、肛門は細かく痙攣し始めました。

便器はもう目の前にあるのに…!

でも今うんこしたら、確実にヤンキー達の餌食となる…!

うんこしていい場所でうんこ我慢。
うんこしていい場所でうんこ我慢。
うんこしていい場所でうんこ我慢。

あの時確かヤンキー達は、機械科のヤンキーが持っていた警棒の話を楽しそうにしてましたね。あんなので頭殴られたら死ぬとかなんとか。

んな話、教室戻ってしろよと。頼むから早くどっか行ってくれと。

祈りと呪いがごっちゃになった念をヤンキー達に送っていた俺ですが、あっけなくその時は来ました。


あもう無理。


ベルトを外して(1秒)ズボンとパンツを下ろし(1.3秒)、たまっていたものを一気に放出(2秒)しました。

ギネスクラスの早業です。たぶん座る動作の途中でもう出てましたね。

座る勢いと放出の勢いがかけ合わさり、それはそれはでかい音がしましたよ。

まさに叩き付けるようなうんこ、スラムダンコです。

ヤンキー達も驚いたでしょうね。

誰もいないと思っていた個室からいきなり、

カチャカチャカチャバサッビチビチビチビチビチ!

ですからね…。

………。

3秒程、沈黙がありました…。

そして爆笑。

大爆笑。

あれからもう10年近く経ちますが、未だにあの爆笑を超えたことはありません。おそらくこれから先にもないでしょう。漫画をいくら頑張って描いたって、人はうんこに勝てないのです。

大声出してヒーヒー笑い続けるヤンキー達。

でも俺には傷付いたり恥ずかしがったりしている暇もありませんでした。

個室の鍵は壊れているのです。

出ちゃったものはしょうがない。今大事なのは奴らが何か行動を起こす前に、ケツを拭いてズボンをあげてうんこを流さなければならないという事。

しかし、事態はここから思わぬ方向に転がり始めたのです。

笑っている内にと紙に手をかけた時、急に笑い声が不自然なくらいピタリとやみました。

………? なんだ…? と思った次の瞬間、


「お前ら、授業中にこんな所で何やってんだ!!!」


突然の怒号。

この声は…。ボクシング部顧問のH先生!?

なんと、偶然トイレの前を通りかかったH先生が笑い声を聞いて飛び込んできたのです。

もちろん、ヤンキー達の手にはタバコが。

さっきまで爆笑していたヤンキー達が瞬時に凍り付いたのがドア越しにも伝わってきました。

俺がベルトに手をかけてから10秒経ってなかったと思います。

カチャカチャカチャバサビチビチビチビチ!!!

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラお前ら授業中に何やってんだシーン………


ですからね。あんな最高潮に笑っていた人間が瞬時にマックスローテンションに切り替わる所なんてなかなか見れないと思います。振り幅ハンパなかったです。

ヤンキー達を廊下に並ばせるH先生。

俺はその間微動だにできませんでした。テンパっちゃって何がどうなっているのか把握できてなかったんです。

次第に冷静さを取り戻し、…え、これってもしかして、俺助かったんじゃないの!?

そう思った瞬間でしたね。

隣の個室の扉をH先生が「バーン!」と押し開けたのは。

そう、残党狩りです。

他にもタバコ吸ってる奴いねーかと。個室チェックに入ったのです。

俺は慌ててドアを手で押さえました。

それで隣の個室の中に誰かがいると察知したH先生。無理矢理にでもドアをこじ開けようとしてきたのです。

必死に抵抗する俺(ケツ丸出し)。

あの時ドアの隙間からH先生が俺に言った一言は今でも忘れられません。


「流すなよ!」


…流すなよて。

証拠隠滅するなってことなんでしょうが、流すも何も俺はタバコなんて吸ってなくて、ただうんこをしていただけなんです。うんこをしていい場所でうんこをしていただけなんです。それなのになんでこんな目に遭わなくちゃいけないのですか。

相手はヤンキー達も恐れる鬼のボクシング部顧問H先生。

必死の抵抗も空しく、俺は軽々と壁までふっ飛ばされました。

ぬっと中を覗き込んできたH先生。

まずケツ丸出しの俺を見て、便器のうんこを見て…。状況を理解したH先生は特に持ちもの検査も行わないままそっとドアを閉めました。

これが高校3年の夏に俺を襲った悲劇です。

その後、ヤンキー達は1週間の停学に。

俺はちゃんとケツ拭いて、流すなと言われたうんこも流して、何食わぬ顔で教室に戻りました。

もしあの時、H先生の警告を無視してうんこを流していたら、俺も停学になっていたのかもしれません。

うんこで停学になりかけた男。

ずいぶん長い話になってしまいましたね。最後まで読んでくれた人は少ないと思いますが、下らない話にじっとつき合ってくれてありがとうございました。ではまた。
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