山田さん、ホオジロザメ、レゴ三昧

エロい絵、描いた記憶あんまりないけど、一応18禁です。

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弱い人、強い人  

「幻獣ムベンベを追え」という本を読んだ。

早稲田大学の探検部がアフリカ、コンゴ奥地の湖に住むと言われている幻の怪獣、ムベンベを探しに行くという
本気なんだかふざけてるのかよくわからないノンフィクション作品だ。

終始ノリが軽い。
早稲田の探検部ということで、基本的に頭もよく、冒険の準備も素人にしてはよくできているのだと思うのだが、
最後の部分は「まあなんとかなるだろう」に身をゆだね続ける。

楽観的と言うにはあまりにも無謀。
しかし、そこが面白い、というか、作者たちの強さを感じる。
「なんとかなる」は、どうなってもなんとかできるだろうという、自分に対する強い自信が必要だ。
もしくはもっと投げやりな、「どうなってもどうでもいい」というマイナスな気持ち。

僕にはどちらもない。
自信もないし、投げやりになるほど自分を適当に扱うこともできない。
「なんとかなる」は自分からはとても遠い言葉だ。
だからこう毎日うっすらと不安な気持ちで満たされているのだろうなと思う。

しかしこの「幻獣ムベンベを追え」、
ほとんど「なんとかなっていない」人も出てくる。
作者と共に冒険に出た仲間のひとり、田村さんという人物は「たまたま死ななかった」だけだった。
滞在期間の大半、マラリアに苦しみ続けた。
39度の熱、食事は喉を通らず、体は弱り続けた。
ジャングルの奥地、湖のほとりで仲間たちが毎日ムベンベの監視を続ける中、
ただただ横になって過ごすだけだった。

僕の感覚だと、こんな人がいたら計画は即中止だ。
人の命を最優先に考え、湖から撤退を考える。
しかしこの探検部の連中、ちっとも帰ることを考えない。
それどころか田村さんに対し、「病は気から」とめちゃくちゃなことを言い、
看病するどころかほぼ放置、日々弱る田村さんを疎ましくさえ思う。

田村さんはこの冒険の中で学んだ。
人は、助けてくれない。
助けてくれるのは家族だけだ、と。

なるほどなあと思う。
強い人に弱い人の気持ちはわからない。
弱い人の苦しみなど理解できない。
むしろ「しっかりしろよ、使えねえなあ」と軽蔑する。
そういうものなのだ。
なんとも世知辛い。

こんなんじゃ弱い僕には「なんとかなる」なんて到底思えないよなぁ。
不安な人生は続く。

Posted on 23:43 [edit]

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コメント

弱い自覚がある時だけ身にしみて感じることが出来るから、たいてい自分が強いか弱いか解らないし、弱かった人が強くなったら忘れちゃう
強い時よりも弱ってる時にこそ優しさを心がけてます

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2016/04/14 23:50 | edit

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