山田さん、ホオジロザメ、レゴ三昧

エロい絵、描いた記憶あんまりないけど、一応18禁です。

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ストーリーポイント  

ある男子学生が、大学のトイレで用を足していました。

ふと彼は、壁の小さな落書きに気付きます。

"後ろを見ろ"

指示通り後ろを見ると、そこには今度

"下を見ろ"

と書いてありました。

下には

"扉の外を見ろ"

扉の外には

"トイレの前の廊下の壁を見ろ"

トイレの前の廊下の壁には

"隣のトイレの前の廊下の壁を見ろ"

そうやって彼は、導かれるまま落書きの指示通りに進んで行きました。

しかし、

"部室棟の奥のトイレに入れ"

という落書きを見て、ぞっとします。

昨年、彼が所属していた運動部で、ひとりの後輩がイジメを苦に自殺をしました。

その少年が首を吊ったのが、今では気味悪がって誰も近付こうとしない、部室棟の奥のトイレだったのです。

落書きはそこに彼を導こうとしていました。

彼は恐ろしくなり、落書きを追うのはやめ、帰路に着きました。

あんな質の悪いイタズラ、誰がしたんだろう。

家に着き、机の上にバックを置こうとした彼は驚きます。

机の上には小さくこう書かれていました。

"逃げるな"



だと怖くないんですよね~。

ビリーワイルダーって脚本家がですね、言ってるんですよ。物語が動くポイントみたいなもんを、巧妙に隠す事ができると面白くなるって。

上でした話は全然隠れてないんだなぁ。ただ一本調子で話が進んでいってるだけだもんなぁ。

"部室棟の奥のトイレに入れ"という落書きを見て、ぞっとします。

ってところが、物語が動くポイントになっているんですが、上手い人は、こんな「ここから怖いんですよ~」ってわかるような展開にはしないんですよ。後々、「ああ! あそこが怖かったのか!」と気付くのが上手い話の作り方なのです。

怖い話に限らず、物語が動くポイントを上手く隠せると、もっとずっと面白くなるのはわかるんですが、これがクソ難しいのです。なんかしらのロジックがあるんだろうか。

次。

とある木造アパートの2階に住む青年の話。

今年の春に上京し、一人暮らしを始めた青年の悩みは、隣の部屋から聞こえてくる騒音でした。

夜、床に着くと、隣の部屋の壁を

ガリガリ ガリガリ

と引っ掻く音が聞こえてくるのです。

毎日毎日、

ガリガリ ガリガリ

音は一晩中止みません。

一体何をしているんだろう。

ある日青年は、音がする壁に耳を付け、隣の部屋の様子を伺ってみました。

すると、

ガリガリ ガリガリ

という音の他に、わずかに声も聞き取れました。

もう少し もう少し

彼は何かおぞましいものをその声から感じ、その日はヘッドホンをしてラジオを聞きながら寝てしまいました。

翌日、彼が学校から帰ってくると、自分のアパートの周りに人だかりができていました。

どうやら救急車とパトカーも来ているようです。

自分の部屋に入るために階段を上ると、警察や救急隊は、自分が暮らしている部屋の、隣の部屋に集まっているようでした。

彼はそこにいた警官に何が起きているのか話を聞いてみました。

なんでも、彼の隣の部屋で、子供の虐待があったというのです。

その子供はろくに食事も与えられないまま、ずっと押し入れに監禁されていたらしく、発見された時はほとんど虫の息だったとか。

あの、ガリガリという音は、その子が自分の部屋に助けを求めている音だったのか。

それなのに自分はそれをただの騒音と勘違いして、その子を放置してしまった。

青年はとても申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

夜。彼は布団に横になりながら、ずっと押し入れに監禁されていた少年の事を思いました。

本当にかわいそうな事をした。

でもなんだろう。なにかがおかしい。

彼はその違和感にすぐ気がつきました。

少年が保護されたのは、いつも音がする壁の部屋とは逆の部屋だったのです。

毎日聞こえてきたあの音は、少年とは何も関係のないものでした。

ガリガリ ガリガリ

壁からはいつもの音が聞こえてきました。

ガリガリ ガリガリ

もう少し…

もう少し…



これだとちょっと物語が動くポイントが隠れてるんじゃないかな?

俺的には、音がする部屋は逆だった、ってところが、上手く隠せてる気がするんですが。

変わらんですかね?

そもそもネタが微妙?

それ言われちゃうと困っちゃうぜ!

まあとにかく、うまく隠れてると面白くなるって言うだけあって、人の作品見てても気付けない事が多いんですよね。

ちゃんとそこは意識して読み取れるようにならんと、いつまでたっても一本調子な話しか描けんぞ。


最後に全然関係ないけど

「上から目線で言うなよ」

って台詞自体がちょっと上から目線だよね。

言葉のつばぜり合いだよね。

Posted on 01:02 [edit]

category: 未分類

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コメント

短編小説でそういうずらし?というか叙述トリックをよく見かけたんですが
なんだかマジックみたいな印象で好きです。
わっそっちか!と思うと印象によく残りますよね。

ビリーワイルダーさんの話が気になるんですが
何かの本に載ってる話ですか?よろしければ教えていただきたいです。

URL | 3 #-
2011/08/27 02:46 | edit

ワイルダーならどうする?かな…

URL | 3 #-
2011/08/27 02:49 | edit

面白いですね。
なるほど、話が動くポイントですか。

一つ目は、「ぞっとします」を取るってのはどうでしょう。
「そこで彼は思い出しました。部活棟の奥のトイレは」云々、と続く。
これなら、「うわ、やだな」と思わせつつも、まだ話が動かない。
で、最後の「逃げるな」で怖さを感じさせる、って感じで。

二つ目は、結局謎が解けないまま、ってのが私的には怖くなかったです。
じゃあ隣の部屋は? そういえば、逆側はやっぱり親子が住んでいたって聞いたなぁ。けど、子どもは実家に引き取られたらしく、引っ越す時は父親だけだったんだとか。あれ? とすると? その時、壁が崩れて……。
というのはどうですかね。

ホラーには、「あそこが」と「最後に」があるんじゃないかと思いました。
どっちも最後に種明かしするのは同じなんですが、前述した2例は、どっちも最後で種明かししてその「最後の」瞬間に恐怖が来る(怖くないわい、という話は置いておいて)。でも、
部屋に穴があって、毎晩隣の部屋を覗いてたんだけど隣の部屋は真っ赤で。ところがある日、隣のことを大家に聞いてみると、隣は普通の部屋だと。ただ、隣の人は病気で目が真っ赤なんだ。
って話は、「最後で」「あそこが」ですよね。

その構造を気にすると、ちゃんとホラーを怖いものに出来そうですね。

ちなみにこんなこと書いていたら、なんか「うぅ、うぅぅん」ってのが聞こえてきて怖かったです。下の階の工事の音だと思うんですが、声みたいな音で。

URL | しみず #ImNOtvE2
2011/08/27 17:05 | edit

>>3さん
すみません。俺もビリーワイルダーの本を読んだわけじゃないので、どこで言ってることかは知らないのです。
担当さんからこういうこと言ってるよって刷ったものを一度もらっただけなんですよ。それも実家にあるからなんの本で言ってたのかはわからないなぁ。

この刷ったやつは担当さんと出会った頃にもらって、この、「物語が動くポイント」ってのが、当時はイマイチ何を言っているのかわかっていなかったのですが、最近すごく意識するようになってきました。

これが上手くいくと、単純に読み手の想像を超える事ができるから、やっぱり強く心に響くんですよー。それこそマジックのように華やかなラストを迎えられるのです。やれるようになりたいわー。


>>しみずさん
うわ~真面目に考えてくれてありがとうございます。嬉しいわ~☆

ひとつ目の案はまさにその通りですね。それが今回考えるべき点。わかってはいましたがうまく出来ませんでした。最後、「うわこえ~!」っていかにできるかが大事なんですよね。

有名な話だと、雪山で遭難した4人が山小屋の中をクルクル回る話がありますね。あれも最後、「4人じゃ出来ねーよー!」で怖くなるワケで、途中にそれをにおわせるようなことはしないんだよなぁ。

ふたつ目の、オチが曖昧、ってのも痛いところつかれたなって感じ。
個人的に、なんのヒネリもなく、ただ幽霊が出てくるビジュアル頼みの話はあまり好きではないのですが、やっぱり「物語が動くポイント」である、「あそこが」の部分と同時に、「最後で」もなくてはならない要素なんだよなぁと思いました。

しみずさんが出した案のように、最後に、「あれ、隣の家って…」って感じにどういう話なのか答えを出さないと、やっぱりスッキリしないし怖いとは思えないよな~。

てか何その隣人の目が赤い話。知らないんだけどそれ。こえ~…。

あと、今回の話とはあんまり関係ないんだけど、怖い話をする上で、「これ僕が考えました」スタンスで語るのはあんまりよくねーやな。怖くも何ともねえや。

最後の、下から変な音ってやつ、なんかわかる気がします。怖い話って考えてる本人が一番リアルに想像してるからビビるんですよね。ウケる。

URL | からし #-
2011/08/28 03:27 | edit

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